女性SEの転職。まずは目的を明確に

女性は男性と異なり結婚や出産、育児などのライフイベントが直接仕事に影響をあたえます。その上、SEは超過勤務による体力・精神的な限界、年収の問題、社内での女性の地位が低いと言った理由が重なると転職を考える方も少なくありません。

SEは細やかな気を使う業務が多く、その上頻繁にハードワークが重なることもあるためうつ病に罹患者が多いと言われています。

しかし、現状をただ打開したいという思いだけで転職活動を始めると、結局同じことを繰り返してしまいます。
転職を考えるのであれば女性は特に転職の目的や価値観を明確にしておかなければなりません。

例えば、家庭や子供を持っても以前と変わらず他のSE達と切磋琢磨しながら仕事をしていきたいのか、優先順位を家庭や育児が第1順位と決めて無理のない範囲で仕事をするのか、そもそも転職をすれば解決をすることなのかどうかということです。

自分の現状を感情的になることなく客観的に判断し、自分の人生における仕事のビジョン、仕事に対する価値観を明確にすることが重要です。
そうすることで自分は次にどう行動すればよいのかおのずと見えてくるはずです。

多様化する女性SEの働き方

仕事を持つ女性が増え、企業には妊娠中や出産後の女性を守るため企業に対して母性健康管理制度が義務付けられています。

また、大手企業は特に福利厚生制度が充実しており、比較的女性が働きやすい環境です。
企業側としても少子高齢化が進み労働力不足が危ぶまれるなか、せっかく育てた人材が退職してしまうことは大きな損失でたと考えています。女性も昔のように結婚したら家に入ると考える方は少なく、70%以上の女性が仕事を続けたいと考えています。

しかし、大手であれば企業に基礎体力があるため、例えば産後の女性には時短勤務や在宅勤務の働き方を提案してくれる企業もありますし、開発の多忙な業務からWEBやインフラ保守、企画などへの業務の変更、SEではなく人事や事務等他部署への異動が可能な企業も少なくありません。

一方中小企業は人材がかけてしまうと他の社員に負担がかかりやすくなります。
女性だからと言って1人の社員のため大手企業と同様の待遇を用意することは難しく、古い体制の企業では女性が出産後も仕事をつづけたという前例がないことも多いのです。

こういったことから中小企業では女性はライフイベントのタイミングで転職をする方が多いと言われています。

現在は企業の規模にかかわらず女性の管理職登用を増やしていたり、育休・産休取得実績が多い企業や、女性を積極的に採用したいと考えている企業も増えています。
そのため女性の仕事に対する価値観に応じた企業の幅が広がりつつあるので、残業や身体への負担が少ない全くの異業種へ転職を成功させる方もいます。

また、雇用形態として派遣であれば勤務時間や出勤日数の希望が出しやすいですし、SOHOでSEを始める方もいます。
このように女性の仕事はそれぞれの人生のステージで多様化してゆきます。

ずっと仕事を続けていきたいのであればその時々で生活にあった職業選択をしてゆけなければなりません。

SE転職のコツ

しかし、女性が働きやすい環境が整えられつつあるとはいっても、女性の転職は男性に比べても険しい道のりです。せっかく面接までこぎつけても子供がいるとわかったとたんに面接担当者の顔が曇ることもあります。
幼い子供がいれば急な病気や怪我で仕事を休むだろうと考えられてしまうからです。

ですから、女性の転職には転職エージェントのようにサポートしてくれる存在が欠かせません。
同じような悩みを持つ女性は多く、女性の求人に強い転職エージェントもあります。

例えばJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)は男女差の少ない外資系企業の求人に強い企業です。

外資系企業というと英語が話せなければならないという固定概念がある方も多いですが実際はそうではありません。日本の中小企業から転職して生き生きと外資系企業で仕事をしている女性は大勢います。キャリアを積みたいと考えている女性に評価の高い転職エージェントで、関西圏の求人では求人数がトップシェアとなっています。

キャリアデザインセンターの運営するtypeは女の転職@typeという女性版の転職サイトもあり、女性の転職支援にも力を入れています。転職成功者の年収アップ率は7割以上の実績があり、コンサルタントの交渉力の高さがうかがえます。IT業界の求人数も強いのが特徴です。

女性の転職に強い転職エージェントは産休実績の多い企業などに集中的に営業をかけ、女性労働者のニーズを取りこぼさないという企業姿勢があります。営業力の高い企業ともいえるでしょう。

また、転職エージェントでは担当するコンサルタントとの連携が必須ですが、コンサルタントも女性であることが多く、ライフイベントによっても変化する女性の仕事をよく理解しています。
同性の立場からも転職のプロとしても、的確なアドバイスを受けることができます。

そして、エージェントに相談したら必ず転職しなければならないものでもありません。

転職エージェントに登録したら絶対にすぐ転職しなければならないと考える方も多いですが、求人市場を的確に判断し、コンサルタントが転職を急ぐべき状況ではないと判断すればそのようにアドバイスしてくれるでしょう。ですから、相談でするだけでもよいのです。

コンサルタントに話すことで内容が整理されますし、ある程度気持ちが消化されるので、冷静な判断ができるようになります。
SEの転職に役立つサイト:SE転職ちゃんねる

30代後半で変わるライフステージ

30代中頃から、徐々に結婚や出産などで一線をリタイヤし、いわゆる第二の人生を探し始める方もいらしゃるでしょう。
また、同じ頃から徐々に体力の衰えを感じ始め、バリバリと仕事をこなせなくなってくる自分を感じはじめる方もいらっしゃると思います。
そこから定年までどのように過ごせば良いのか、いくつかの例をみてみましょう。

定年まであと10年ちょっとなら、手を抜いて頑張ってみる。

毎日21時まで残業といったプロジェクトは、確かに肉体的にも精神的にもハードです。しかし、ここまで来たら同じ道を完走するのも一つの道です。
今までのアウトプットを7割・8割に落とし、手を抜きつつラクにこなしてみましょう。そして、休日はまた別の趣味でリフレッシュするのも良いかもしれません。

家族と向き合う為、フリーランスエンジニアとしてリスタートする

最近はクラウドソーシングといった方法で、単価は安いですがお仕事を得ることが出来るようになりました。
またクラウドソーシングの場合、在宅でもお仕事をこなす事ができる為、子供に手がかかるとき等にも空いた時間で仕事ができます。
技術関連の他、デザイン・ライティングといった多様な仕事に応募できる為、当面のお小遣いを稼ぐという意味ではオススメの方法です。

異業種の社内SEとして転職する

開発会社やSIerといったお仕事を経験されている方であれば、ユーザ企業の社内SEに憧れを抱いた方は少なくないと思います。
社内SEの場合、社内システムの運用の他、ちょっとしたスクリプトの開発であったり、社内のヘルプデスクの担当などを行います。
特にノルマなどは無いため、定時で帰れる事が多いそうです。

転職エージェントを使って次の職をみつける

開発会社・SIerから、もっと楽になるSEのお仕事を転職エージェントとともに探します。
この際、多少の年収アップダウンはあるので、あらかじめ考慮に入れておきましょう。
女性向け転職サイト・転職エージェント:女の転職@type、とらばーゆ、リクナビNEXT

おわりに

結婚・出産・育児という大きなライフイベントと、仕事の両立は、正直言い表せないくらいとても大変です。
パートナーやご両親といった味方を増やすと同時に、将来のキャリアプランをじっくり考えてきましょう。

システムエンジニアを引退する女性エンジニア

多くの女性エンジニアは、結婚・出産を期にエンジニアを現役引退します。
これは、エンジニアの仕事がプロジェクト単位であり、予期しない残業や出張、もしくは慢性的な残業体質といった流動的な仕事であり、よほどの支援者が居ないと両立する事は至難の業です。
大手企業などで産休・育休・時短勤務などといった制度が整っていても、現実には「途中でプロジェクトを抜けられては困る」「以前と同様に働けないのならば、責任の少ない仕事で…」などの理由により、以前と同じ仕事で復帰する事は難しいのが現状です。
また、結婚を考えるタイミングでは体力の衰えも感じ始め、以前のように残業や時に徹夜も厳しくなってくるのが実情でしょう。

増える女性フリーランスエンジニア

そんななか、クラウドソーシング等を利用し、フリーランスとしてエンジニアを続ける方もいらっしゃいます。
これならば、在宅なおかつ家族との時間も持ちつつ、自分のペースで案件をこなす事が可能です。
また、共働き家庭であれば、お小遣い程度でも家計を楽にする事が可能です。

請負会社エンジニアから、社内SEとして転職

ある女性エンジニアは、出産・育休の後、開発会社から異業種の社内SEへ転職されました。ちょっとた社内ツールを開発したり、運用をメインにしたお仕事で、時折ヘルプデスクを兼ねるそうです。
仕事の楽しみそのものは減ったそうですが、残業ばかりの日々から開放され楽になった他、帰宅時間も安定するようになったそうです。

5年後のライフプランを随時考える

ライフイベントはその時々で発生しますが、常に半年後のキャリアプランを持ちましょう。
スキルを必要としているのはIT企業だけではなく、ユーザ企業の社内SEやフリーランスという選択肢もあります。最初の子育てが落ち着く保活が終わるあたりで、一度考えてみてはいかがでしょうか。

おわりに

女性はよく短期スパンで考えがち、と言われます。確かに、会社によっては月100時間の残業など普通なのが現実であり、なかなか先の見通しを立てるのは難しいのかもしれません。また同様に、女性管理職を育てるにも具体的なキャリアプランを描けずにいる為、四苦八苦している上司もいらっしゃるかもしれません。
女性のキャリアプランは男性と違い5年後・10年後と描く事は難しいため、「半年後のキャリアプランを達成しつづける」といったショートスパンで考えるやり方が良いようです。

女性エンジニアの育児とエンジニア、両立できると思いますか?

よく「残業が多すぎる」「業務を調整できない」「在宅勤務できない等、ライフスタイルに合った仕事ができない」といった不満を聞きます。
これらはすべて、「簡単に子供を産めない」という結論にたどり着きます。
なぜこれほどまでに、企業は女性エンジニアのライフプランに不安を与えるのでしょうか。

会社に配慮して欲しい「産休・育休」

よく会社によっては理解が得られず、以下のようなお話を聞きます。
「産休から帰ってきた人を見たことがない。」
「キャリアプランが提示されず、男性上司に理解がない。」
「産休前でつわりが酷いのに、残業をしないと白い目で見られる。」
実際、会社を含む周囲の協力があった上でこれらは成り立つものであり、女性エンジニアが少ない事も考慮せず男性の都合を押し付けている会社では、産休や育休、時短勤務といった制度は活用できないでしょう。

ライフステージに合った働き方を

現実として、残業や徹夜を当たり前と考える会社は少なくなく、ある種のノルマとして押し付ける会社が未だに多くあります。
また、それらの前提で育休・産休・時短勤務といった制度があるだけで利用すら出来ないのでは、不満が大きくなるのも致し方ありません。
同じIT業界でも、社内で保育施設を作っていたり、働く時間を自分のスタイルに合わせられる会社もあり両極化が激しく、また、そういった会社には応募が殺到している事も事実です。

子供が出来ても復帰できる仕事を…

子供が出来ても、また同じ会社に復帰できる会社は日本では限られており、大手企業でも一部しかありません。
しかし、同じ職場ではなくともよければ、例えばクラウドソーシングといった方法で在宅勤務へ切り替える方法もありますし、同業他社にお知り合いがいらっしゃれば紹介して貰うのも良いでしょう。
ポイントとしては、育児とそれ以外で集中する時間を切り替える事です。また、どちらでも完璧さを求め過ぎない事も大事です。(※ITエンジニアには完璧主義の方が多いようです。)

おわりに

産休・育休のあと、保活といったイベントもあり、子供を育てることは一筋縄ではありません。
本来は段階的に働き方を変えていければ良いのですが、ケースバイケースでパートナーとも相談して決めていくと良いでしょう。

ITエンジニアの徹夜について

ITエンジニアからは、よく徹夜自慢を聞かされます。「きつい、厳しい、帰れない」の3Kはもはやエンジニアにとっては切って切り離せません。故に、「徹夜で仕事をした」「3日貫徹」といった話で、実情としては家に帰らず会社に寝泊まりする人も少なくありません。
彼らはなぜ徹夜をするのでしょう?

残業・徹夜が評価される日本の現場

過剰な残業や徹夜を当たり前とする職場は今でも多く、早く帰ると白い目で見られる職場も多いとの事です。
それだけ、日本におけるシステムエンジニアは男性社会と言えるのでしょう。
また、徹夜自慢も度を過ぎると作業妨害となり、周囲との軋轢を生む場合があります。
現実として、偽装請負の場合に実質勤怠管理が無い事や、請負の場合でも成果物が出来上がらない場合(=炎上)といった場合に、徹夜・泊まり込みが発生する事が多々あります。また、通称「デスマーチ」と呼ばれる状態(=炎上・仕事が尽きない状態)でも徹夜・泊まり込みは発生し、これらの末にIT業界の離職率の高さがあります。

徹夜中毒とは?

徹夜も度を越してくると、『徹夜中毒』と言えるほどになり、以下のような特徴を持つようになります。
・終電の時間や乗り換えを厳密に把握している。
・お泊りセットを机に常備している。
・自社オフィスや常駐先近辺の銭湯・サウナ・シャワー付きネットカフェを開拓している。
・オフィスに寝袋を用意している。
これらの末に、結婚なされている方は離婚の提案を受けたり、恋人から別れを突きつけられる、といったお話もよく聞きます。

女性エンジニアと徹夜

女性のエンジニアでも、数少ないですが容赦なく徹夜する方はいらっしゃいます。
しかし、やはり心身の健康や仕事のクォリティを優先した結果、大多数は徹夜をやめてその分日中に集中する方が多いようです。
また、徹夜が当たり前になるとプライベートの時間も取れない事から、セルフマネジメントを徹底している方も多いようです。

おわりに

ITエンジニアとして徹夜は切っても切り離せないのが実情であり、それは男性・女性を選ばない事がわかりました。しかし、過剰な徹夜は心身を壊すきっかけにもなり、また人間環境の破綻にもつながります。皆様もお気をつけ下さい。

SEというと、男性のイメージが強いかもしれません。
しかし中には女性SEもいます。
SEは理系の仕事なので、理系に弱いという一般的なイメージがある女性には中々出来る仕事ではない、と思われているのでしょう。
ですから、女性SEは珍しい存在だと言われているようです。

SEとして就業をしていた人が転職をすることも多いです。
理由は様々ですが、SEの仕事は場合によって深夜まで行わなければいけなかったり、生活のリズムが崩れやすいということがあります。
また客先常駐の場合も多く、正社員で入社をしたにも関わらず派遣と扱いが大差ないということもあり、不満に感じる人も多いです。

女性の場合、結婚や出産によって離職を余儀なくされることがあり、一旦離職をしてしまうと、新しい技術や知識が必要となるSEの仕事にはついていくことが出来なくなってしまうというリスクもあります。
そうなると、SE以外の仕事を考えて転職をしなければいけないということになります。
参考:結婚、出産、育児。女性SEの転職はタイミングが重要!

中にはSEの仕事をしながら資格取得のために勉強を行い、税理士などになる人もいます。
SEの仕事は時間的に余裕があるわけではありませんが、空いた時間を有効活用し、資格試験の勉強をする人もいます。
資格を取得することが出来れば、転職もスムーズに行うことが出来るでしょう。
現在、SEの仕事をしている女性の中には転職をするなら絶対にSEは嫌だという人もいます。
それだけ過酷な仕事でもありますし、男性社会でもあるので、男性に負けないようにと頑張りすぎてしまう人もいます。
そうなると体調を崩すなど体に影響が出てくることもあります。

逆に今まで違う分野で仕事をしていたにも関わらず、SEの仕事を希望する女性もいるでしょう。
SEになりたいと考えているのであれば、SEの専門求人サイトや転職サイトを利用してみるとよいでしょう。
女性専用のサイトであれば、細かいところまで条件をチェックすることができますし、参考になるアドバイスも受けることが出来るかもしれません。
女性SEが働きやすい環境が整っているのかどうかも専門の転職サイトであれば、細かくチェックをしていることがあるので、安心をしてSEの仕事を探すことが出来るでしょう。

最初から正社員でSEの仕事をするだけではなく、派遣社員として就業をしてそこから正社員を目指す方法もあります。
SEとしての就業経験がない人であっても派遣からスタートをすれば、キャリアを積むことができるでしょう。

■やはり同条件でも男性より低い、女性エンジニアの年収
ある調査の平成26年度のデータでは、男性SE平均年収556万円に対し、女性エンジニア平均年収482万円と、70万円ほどの差が出ています。
また、企業内の女性エンジニアの割合は1割前後と低く、総数が低い事も挙げられるでしょう。
全体的に平均年齢が若く、なおかつ平均勤続年数も短いという点も挙げられますが、女性エンジニアはこれらにどのような意見を持っているのでしょうか。

■評価に男女差別がある/評価の基準があいまい
残念ながらいまだに長時間労働前提での評価であったり、同じだけ仕事をしても男女差別がある、といった職場も少なくありません。
例えば同じだけ残業をしていたとしても、「すぐに帰る」といったレッテルを上司が貼っている場合があります。
また、産休を含む年度の評価がマイナスになり、こういった面でも男女差別が明確に出ている、もしくは産休から復帰する女性が居ない職場もあります。

■評価は『男女区別』して考えてほしい
女性は男性に比べ、身体に無理をさせられないため、例えば産休・育休といった制度の活用に不満を覚える人が少なくないようです。
ある女性エンジニアは、「つわりなどの身体の変化の中、産休に入る直前まで23時頃まで残業させられていて、きつかった」といったコメントを残しており、男性や管理職からのフォローを求めています。
結婚・妊娠・出産・育児と変化していく体調や事情を考慮して、「男女区別」した上で評価をしてほしい、というのが現実です。

■出産育休もしたいのに、あるのは制度だけ。
実際、産休・育休といった制度はあるものの、実際に適用した事例が無い会社も多く、手本となるキャリプランを企業が示せていない例もあります。
また、現実に「女性にはキャリアプランを考えていない」という上司も多く、結果として女性エンジニアは「子供か仕事か」という二極化に走る方向にあります。

■プライベートの時間も必要。「残業は月25時間」
ある女性エンジニアは、年収500万円を切っている事に不満を覚えつつも、今の職場で月残業25時間、という点にメリットを感じています。
平均すると1日1時間前後。これにより、仕事とプライベートの両立が出来ており、その点については満足しているようです。

■おわりに
女性エンジニアの年収をはじめとする待遇の改善には、やはり女性の役職者が必要であり、また手本となるロールモデルを作ること、および男性管理者への教育などが挙げられるでしょう。
また、在宅勤務をはじめとする働き方を変える制度の充実も必要になっていくと思います。

最近では女性が仕事しやすいように配慮をされている企業が増加をしています。
しかし中にはそのような配慮が一切されていないところもあります。
男性ばかりの職場であれば、女性を女性として認識をしていないということもあるのです。
SEもその傾向がある企業が多いです。
SEは男性中心の仕事でもあるので、そこに女性が入ってきても、女性としての扱いをしてくれないことがあります。

最近では女性SEも増えてきているので、残業もそんなに遅くならないように配慮をしてくれるところもありますが、仕事の納期が迫っているのに残業をしないということが許されないような雰囲気がある企業も少なくはありません。
そのあたり、男性も女性も関係がないようです。

女性がSEとして就業をした場合、かなりきついと感じることはたくさんあります。
休日出勤は当たり前、残業も深夜まで行うということもあり、女性として扱いを受けることが出来ないということもあります。
他の仕事であれば、休みの日はしっかりと休むことが出来るように配慮されていることもありますが、SEの世界はあまり男女の区別を考えないこともあります。
だから女性SEはきつい仕事だと言われてしまうのです。

クライアントとのやり取りの中でもきついと感じることはあるようです。
女性だからと甘く見られたり、卑下されたり、打ち合わせのためにクライアントを訪問してもその訪問先に女子トイレがないということも実際にあるそうです。

休みがない、勤務時間が長い、それなのに給与はそんなに高いわけでもないとなると、仕事への意欲も失ってしまいますし、精神的にも肉体的にもきついと感じてしまうでしょう。

同じ職場に女性がいないと、体調への配慮もしてくれないということもありますし、細かいところに気付かないということがあるので、雑務関連を全て行わなければいけなくなることもあります。
SEの仕事以外のことまで行っていかなければならなくなり、そこでも辛いと感じたり、きついと感じることもあるようです。
仕事以外の会話をすることが出来ない環境になってしまうと、余計に疲れてしまいますし、息抜きも出来なくなってしまいます。
精神的な苦痛が続くと仕事そのものがきついと感じるようになってしまい、それが離職にもつながってしまうことがあります。

SEの業界は流れが早いので、それについていくことができなくて、女性に限らず臨機応変に対応をすることができなくなると、それも仕事がつらいと感じることになるそうです。

SEの仕事は将来性があります。
今はIT関連の仕事も多いですし、新しい技術や知識が求められるということもあるので、勉強をしなければいけないのですが、それでも期日までに納品をすることが出来れば達成感も得ることができます。

専門的な知識や技術が必要となる仕事なので、女性には向いていないとされてきました。
しかし最近では女性SEも増加をしています。
長期的に続けて欲しい仕事だからこそ、結婚や出産で離職をする可能性が高い女性を雇用しない企業も多いのは事実です。
しかし優秀な人材であれば、多少のリスクを背負ってでも仕事をしてほしいと思う企業もあります。
そういう企業であれば、長く勤務をすることができますし、自分を必要としてくれるという実感を持ちながら仕事をすることも出来るでしょう。

実際問題、女性SEは将来のことを考えると長く続けることが難しいと言われています。
30代以上の女性でSEを続けている人も極端に少ないです。
将来性がある仕事ですが、女性自身の将来を考えた時に、結婚や出産のための離職や休職を考慮すると、本当に続けることが出来るのか不安に思うこともあるでしょう。

今後はフリーランスで自宅で仕事を行い、納期を守って納品をする形の女性SEが増加をしてくるかもしれません。
フリーランスであれば、オフィスに通う必要もありませんし、自宅で空いた時間を活かして仕事をすることも出来ます。
そうすれば、結婚や出産をしていても仕事との両立を行うことができるでしょう。

フリーランスとして仕事をする女性SEが増えてくることを考えて、その仲介を行う専門業者が増加をしてくることに期待をしたいです。
全て自分で対応をするともなると大変ですし、必ずしも仕事の依頼があるとは限りません。
仲介業者を経由することによって、SEとしての仕事も続けることが出来るようになるでしょう。

身近に長期間SEとして就業をしている人がいないともなると不安に感じるのは当然のことです。
女性の場合、SEという仕事に将来性はないのかと考えてしまうこともあるでしょう。
今、SEで就業をしている女性もたくさんいますし、将来のことを考えてこのままSEを続けてキャリアを積んでいくのか、転職をして様々な経験をするのか悩んでいることもあると思います。
確かにSEは精神的な負担が大きい職業でもあるので、大変です。
このまま続けることができないを判断した場合は、SEにこだわらずに早めに転職をしたほうが将来の不安も少しは取り除くことが出来るようです。

女性SEはキャリアを積みたいと考えていても、それが難しいことが多いです。
結婚や出産などの不確定な将来があると、採用もしにくいと言われていますし、離職や退職をする可能性も高いと考えると企業側もリスクの高い女性よりも男性のSEを採用したほうがよい、と考える傾向もあります。

企業によっては、SEとして就業をしている女性に雑務まで行ってもらうようにしているところもあります。
SEとしての仕事に集中をすることが出来ないのです。
そうなるとSEとしてのキャリアを積みたいと考えていても、就業をする企業によってはキャリアを積むことが出来ません。

キャリアを積むために、企業に属せずにフリーランスでSEの仕事を考える人もいます、
確かにフリーランスであれば、仕事の内容によっては自宅で進めることもでき、家庭と仕事の両立も行いやすくなります。
ただしフリーランスでもSEの仕事が確実にあるわけではないので、そのあたりの不安もあるでしょう。

企業に就業をしている女性SEの中には、キチンと期日までに納品をしたにも関わらず、評価が一向に上がらないという人もいます。
男性が中心となっている職業ならではの考え方なのかもしれません。
頑張っても評価されないともなれば、やる気も失ってしまいます。
その評価されない原因が女性であること、であった場合にはどうしようもありません。
男女差別と言われてしまうかもしれませんが、それが現実でもあります。

女性の場合、SEで定年退職まで就業をするということはほとんどありません。
定年退職まで就業をすることが出来る環境を整えることも大事です。
また定年退職まで、もしくは長期間の就業をしている先輩女性SEがいれば、将来像も見えやすくなるでしょう。
これから、女性SEも増加をする可能性があります。
安心をして仕事をすることが出来るようなモデルとなる就業環境が整っているところがあれば、仕事もしやすくなりますし、将来設計も行いやすくなるでしょう。

女性SEが活躍をするためには、様々なハードルがあります。
男性が多い業界だからこそ、男性と比較をされることも多いです。
それでも負けない、バイタリティーがある人ではないと、長く就業をすることは難しいかもしれません。
就業をしている企業に同じく女性SEの先輩がいれば、相談をすることも出来ますし、キャリアを積むためにはどんなことが必要なのかなど身近な人から学ぶことも出来るでしょう。
先輩女性SEがいるところでキャリアを積むという方法も考えてみるとよいです。

IT業界は男性社会であり、女性が少ないです。

毎日のように続く残業や、休日出勤に、出会いを求める時間もなく、気づいたら、結婚適齢期になってしまっているSEの女性って多いんですよね。
結婚を考えるような彼氏がいたとしても、仕事が面白くなり、なかなかプライベートに時間がさけなかったりと、結婚が遠のいていってしまうことはよくあることです。

そして、いざ結婚するとなると、考えなければならないのが「結婚後、仕事を続けるか否か」「出産」の二つです。
実際、ご結婚されてSEを続けている女性には、お子さんがいないことが多いんですよね。仕事は楽しいのだけれど、妊娠・出産するためには期限があるので、悩ましいところです。
5年後のことを考え、結婚を機に退職される方や出産のために退職される方が多いのが現状です。女性は短いスパンで考えていますが、一緒に働く男性の多くは長いスパンで物事を考えているので、就職して、すぐに退職されては困ると女性を敬遠する方もまだまだ多いのです。
職場復帰への問題として、勤務時間とスキル不足です。

出産前のように、めいっぱい仕事ができないため、自分の居場所があるかどうか?仕事についていけるだろうか?と不安はつきません。
IT業界は日々変化し、新しい技術がどんどん出てくるため、常に勉強が必要です。最新技術も身に付けつづけ、今までの経験も生かさなくてはならないのです。

復帰するには、いかにブランクを埋めること、勤務時間に融通がきき、女性にやさしい企業であることが必須です。
出産を終え育児休暇から戻ってくる時間、1年のブランクはとても大きいため、そのブランクを埋めるのも大変な努力と時間が必要です。子育てをしながらのブランク埋めは、並大抵の努力では叶いません。こどももおらず、若くて体力があった頃にできた(深夜残業や休日出勤など)ことが、できない、またはしずらくなってしまうのです。

即戦力を求めている為、今まで通り働くことができないのなら、その席をめいっぱい仕事ができる人のために譲って欲しいと考え、一般職への打診をされることもあります。
せっかく身につけた技術や知識を生かすために、女性ができること。それは、入社時に、在宅勤務制度があるかどうか、育児休暇などの長期休職時の技術フォローをする機会を与えてくれる企業探しです。

企業内の女性の割合や女性管理職、女性技術職がどのくらいいるかなど、事前に調べて置くことが大切です。また、職場復帰されて活躍されている方の割合も知っておけると安心ですね。
仕事をやる気になっても、環境が悪かったり、上司や同僚に理解がなかったりすると、続けていくのには厳しいものがあります。
まだまだ、女性が結婚しSEとして続けていくには厳しい世の中、少しでもその体制が改善されるといいですね。